五月病の原因と予防なら

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五月病の原因とは?

環境の変化やストレスなどの要因によって、新入生や新入社員に見られる五月病。 五月病になる原因には、次のようなことが考えられます。

・厳しい受験戦争や就職活動によって希望がかない、その結果、その先に目標を見出せないでいる。
・理想や夢を描いて入学・入社したものの、現実とのギャップが大きく、戸惑いや不安を感じている。
・一人暮らしを始めるなど生活環境が大きく変わり、生活リズムの乱れに心や体がついていけない。 これまで家族に家事をやってもらっていた人は、料理や洗濯、買い物など、しなければならないことの多さに戸惑うと思われます。 自分で家事を行いながら学校や職場へ行くのは、慣れるまでは要領がつかめず、それが大きなストレスになってしまいます。
・新しい人間関係にうまく溶け込めない。
・悩みを自分一人で抱え込んでしまい、ストレスの発散ができない。 ・ゴールデン・ウィークなど長期間の休みが入ることによって学校や会社に行く気力がなくなる。
・高校まで規則が多かった生活から、いきなり行動が自由になり、自分で決めなければいけない環境についていけない。 指示に従っていればよかった生活から、自分で考え、決断しなければならない場面が多い生活となり、どう行動すればよいのかわからず戸惑ってしまいます。

五月病は、入学や入社に限らず環境の変化で誰もがなる可能性があります。 一時的なことが多いので、新しい環境に慣れ、新たな目標を持つと症状は少しずつ和らいできます。 一人で悩まず、学校や病院などの相談窓口を利用したり、家族や友人に悩みを聞いてもらうと気持ちが楽になります。


五月病対策で自律訓練法

春になって環境の変化からストレスや不安を感じ、五月病に悩む人は少なくありません。 ストレス状態がひどくなると自律神経の働きが悪くなり、食欲不振や頭痛、下痢、便秘など体に様々な症状が現れます。 自律訓練法とは、自律神経の働きを元に戻すための方法のひとつで、頭の中でゆったりとしたイメージを作り、体をリラックスさせる方法です。 自律神経が元の状態になると、血流も回復し、体調もよくなり、心身ともに健康になっていきます。

自律訓練法の手順は次の通りです。 まず、静かな場所に仰向けに寝て、体の力を抜いてください。 椅子に座っていても良いです。

1.手足が重いと感じる。
右手、左手と順番にしても、両手が重いと感じてもかまいません。 すぐには重さを感じないかもしれませんが、毎日繰り返してリラックスできるようになると感じることができるでしょう。
2.手足が暖かいイメージを思い浮かべる。
3.心臓が静かに脈打っていることを感じる。
4.楽に呼吸していると感じる。
5.おなかが温かいと感じる。
6.額が涼しく心地よいと感じる。
7.最後に、深呼吸をして大きな伸びをします。

自律訓練法は3〜5分程度を目安にしてください。 すぐにはすべてを感じることは難しいと思います。 できなくても、その時間で終了してください。 気楽に、時間があるときに試してみると良いでしょう。 慣れてくると電車の中など、いつでもできるようになります。 五月病を乗り切って、明るい生活を過ごせるよう、心がけてください。

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五月病予防は職場から

ゴールデン・ウィーク明けには、新しい環境や人間関係に溶け込めず、五月病になる人が出てきます。 五月病が長引くと本人はもとより、周りへの仕事量の負担増加など、職場全体にも影響を及ぼします。 そのため、五月病を予防するために、仕事や人との良い関係を築くための職場でのサポートが重要となってきます。

職場の上司や同僚の声かけは、五月病予防には効果的です。 職場の一員と認められたと感じることは、ストレスが薄まると同時に仕事へのやる気を引き出します。 また、コミュニケーションをとることで、仕事もスムーズに進むようになります。

普段から話をしやすい職場環境を作ることが大切です。 また、社員の元気がない、仕事のミスが目立つ、遅刻や早退・欠勤が増えるなど、職場の人間が早期に気づき、対処することが必要です。 怠けている、無責任だ、と責めてばかりでは解決にはなりません。 症状が長引くようならば、病院へできるだけ早く行かせるようにしてください。

カウンセリングを委託する、メンタルケアのプログラムを充実させる等、事業所内外にメンタルケアができるネットワークを作っておく必要があります。 社員が五月病など心身に負担を感じる時に、すぐに相談、診断できる体制を整えることが職場環境を良くすることにつながります。 また、管理職もまたストレスにさらされる時代、会社全体で社員の心身の健康を支えなければなりません。 ワーク・ライフ・バランスを重視した働き方のできる体勢を整えることが大切です。

小学生からの五月病?

一般に五月病になるのは、大学生や社会人と言われていました。 しかし、最近では厳しい受験戦争をくぐり抜けてきた中学生や高校生をはじめ、小学生にも五月病の症状が見受けられます。 また、症状はゴールデン・ウィーク明けだけではなく、夏休みや冬休みといった長期休暇後にも見られます。

朝起きられない、やる気がでない、登校拒否等が挙げられます。 五月病にならないためには、入学時やクラス替え後に適応しようと頑張りすぎず、少しずつ環境に慣れていく心づもりで過ごすことが大事です。 心身の不調が長引くときは、スクールカウンセラーへの相談や心療内科などの受診も考えましょう。

保護者もまた、子どもの様子に心を配り、体調の悪いときには休ませたり、話を聞いてあげたりしてください。 自分の子だけは大丈夫とは思わず、子どもの発するサインを見逃さないように気をつけてください。 特に小学生や中学生は親や周囲の人の理解や援助が、自我の確立のためにはまだまだ必要な、大切な時期です。 日常生活の中で意識して子どもと接して欲しいものです。 ただし、無理に話を聞きだすのではなく、いつでも話に耳を傾けることを心がけると良いと思います。

厚生労働省が2006年に行った調査によると、中学生の4人に1人はうつ状態だという結果が出たそうです。 親だけでなく、担任教師など学校との連携が必要な時代となっています。 誰にでも起こりうる心の病への対処は、いじめ防止にもつながります。 子ども達が明るく学校に通えるよう、大人が心がける時代になっていると考えられます。





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